2011年9月25日日曜日

小銭をかぞえる 西村賢太

小銭をかぞえる (文春文庫)

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いやーこれに共感してたらいけないんだけどなー
最初の数行がよい。
思ってるけど言語化しないことを出版しちゃうんだもんなー

酷い目にあったとか書いてるけど、
どう読み返してもひどいのは自分の側でしかない気がする。

「ぼくだけを大切にしろ」

それでもいっちゃう。

観察眼も根がディブ。

池袋でひとを待ってて、そこらにいる女に目が行くのなんて
まじもうだめ・・・。

【備忘】
新川は、何かいかもに申し訳なさそうな口ぶりだったが、これはこの人が面倒そうなことを避けたいときによく使う、
自らを弱弱しく演じて見せることで相手を懐柔しようとする、いつもの卑屈なポーズのひとつであった。

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