2012年1月25日水曜日

プロ投資家のための外国為替取引 UBS銀行東京支店外国為替部

プロ投資家のための外国為替取引

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転換点はどこなのかを知りたくて90年代の79円あたりの歴史を読む。

うーん。どうかね。。
昔は財務大臣のひとこととか介入が転換点になってたのか。
もうそういう時代じゃないのかなー

なぜかS&Pのフランス格下げがユーロ安の転換点になってるとか意味わかんない世界になってるし。

【備忘】
・こうした状況を打破するには、レポート追尾型から少数のレポートでも、そこで示唆されることから想像力を発揮して市場動向を想像すると言う、シナリオイマジネーション型に変わることだ。
・長期的には 略 pppの水準を追尾しているようにもみえる。今後、経済のグローバル化が進展し、企業のコスト構造が類似し、多くの貿易上の障壁が撤廃されれば、購買力平価による為替の予測は十分に意味があるものになり、中期的な予測に使用できるものとみられる。ただ、これは希望的な観測で、そうした状況がいつ現実になるかについては分からない。
・例えば、チャートでのブレイクポイントに買いオーダを置くことがより実践的である。
・一般的には、仲値でドルを買いたい市場参加者が多い。輸出企業は円だかにたいしてヘッジするために事前に為替予約を行うことが多いのにたいして、輸入企業では予約取引の割合が比較的少なく、日々仲値決済という対応のところが多いからだろう。歴史的に輸出企業は急激なドル安円高に苦しみ、輸入企業は急激なドル安の際に予約を取らずに為替差益を享受できたことが背景にある。

スティーブ・ジョブズ I ウォルター・アイザックソン (著)

スティーブ・ジョブズ I

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1ページ目からがらんとした部屋の中に若いころのジョブズが座っている写真があり

「完璧主義過ぎて、家具がなかなかえらべなかった」

というコメント。まじきちがいじみている。

ローマ方法にいたずら電話??
まじ意味わかんねーし。
そんなの思いつきもしなかったw

ていうかみんな悪口しか書いてない。
なんなだこいつはと思い、
能力と人間性は関係ない論にもどる。

そんななかで「海賊」というか言葉が出てきて妙になっとく。
友達を大事にしないルフィ的なかんじ。
むしろ海賊とは本来的にはそういう意味だろう。

それにしてもバイシクルにはうけた。
電車で読んでてふいた。

断食というか座禅とかはなんか通じるところはある。
最近やってないからまたやろう。

【備忘】
・抽象的思考や論理的分析よりも直感的な理解や意識のほうが重要だと、このころに気づいたんだ。
・チームを引き連れ、マンハッタンのメトロポリタン美術館まで、ティファニーのグラスを見に行ったこともある。大量生産可能な芸術品を作るルイス・ティファニーからなにかが学べるはずだと思ったからだ。

デフレの終わり 2012年に「千載一遇」の買い場がくる 若林 栄四

デフレの終わり 2012年に「千載一遇」の買い場がくる

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基本的に動きや転換の理由は書いてない。

というよりサイクルを書いてて、

2012年2月にドル円74円だ!
だって黄金比によると・・・

みたいな感じ。

「相場は日柄がすべて」

去年の夏に書いてる本なので結構予想が外れてたりする。
そうなると残念ながらあまりアタマに入ってこない。

参考にはならなかったけど、
佐々木融も次の円安は115円とか言ってたし、
どっかで転換はするんだろう。

でも2月ではないよなー

とか思ってたらエピローグの
70年代の自分が新人ディーラーだったときの話は
読んでてわくわくした。
ここだけでも読む価値はあったと思う。

2012年1月4日水曜日

年間ランキング2011

順位と言うわけではないが以下の通り。

思想地図β vol.2 震災以後

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①思想地図β
弔いたい。ある意味ではうつになる期間が必要だし、
翌日からちゃんと会社行くとかそれは強さなのか?

野菜をたべる文学もこういうところから生まれるのかも。

その名は町野主水 (角川文庫)

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②その名は町野主水
いつも家老とかそういうひとばっかり読んでたけど、
この人間としての荒さ加減もいい。
名言多すぎ。
山川大蔵もよかったし、郷土史系ははずれがない。
歴史研究よりもそこにいくまえにとりあえず各人を主人公にした小説を読もう。

世紀の空売り

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③世紀の空売り
なんかよかった。
日本の銀行を馬鹿にしてる感がよかった。
オチが見えるのにそこに向かっておもしろいってのはどういう技術なのか。
むしろオチが見えるからこそ滑稽でよい。

弱い日本の強い円 (日経プレミアシリーズ)

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④弱い日本の強い円
費用対効果は高い。
内容はちょっとおいといて、
このひとは結局デフレ日本では円高に進むっていってる(対ドルでは)

デフレの終わり 2012年に「千載一遇」の買い場がくる

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一方でこっちは75円をつけて転換とか言っている。
まだ、こっちを読んでないので佐々木融側を指示してるけど、
早急にこっちも読もう。

それにしてもFXには時間かけすぎだし、
きまぐれでやりすぎ、
しかも介入2回ものったのはどこにいったのか、
結論は、たいして儲かってないのに楽しすぎ。


全体を総括すると、
絶対量が足りてないことと、
ブログを文章が自分理解メモになってるのをちょっとは他人を今年は考えようと思う。

ていうか上記四冊よりもハンターハンターが一番嬉しかったといまさら気づく。
富樫さんその調子です!

HUNTER×HUNTER 29 (ジャンプコミックス)

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人生がときめく 片付けの魔法 近藤 麻理恵 (著)

人生がときめく片づけの魔法

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なんかしらんがかわいい。

最初は電車の広告を見てちょこっと気になったんだけど、
さすがに買うほどではないと思っていたところ同期に借りれた。

全体の印象としては結構うつ入ってて、
この本を思い出した。

~1日3度のチャンスを狙い撃ちする~待つFX (Modern Alchemists Series No. 93)

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でも結構意味はあった!(えつこみ意味はあった!)
捨てるか捨てないかの判断基準は、

「触ったときに、ときめくか」

らしい。
この基準、一見ばかっぽいけど、やってみたらほんとにかなり有用的だった。
本棚とか背表紙で判断ではなく、一回だして誇り払って考えると結構捨てられるし。

そのほかにも個別の内容をちゃんとみると
古い通帳とか公共料金の紙とか一個一個書いてくれると
かゆいところに手が届く的なことも多い。

極めつけは思考回路を先回りして、実家はだめとかいわれるともう捨てるしかない

さすが片付けのことだけをひたすら
考えてだけのことはあると思ったら、
そうかそういうひとを一般人が見ると「うつ入ってる」とか思うのか。

この本を12月中に読んだおかげで家がきれいになりました。
来年も大掃除の時期に読もう。
そのころにはブックオフにあるだろう。
フリーザさんありがとうお土産あげますんで。

【備忘】
・「自分にとって何が必要で、何が必要ないかがはっきりとわかるようになって、その結果、ダンナと別れ、スッキリしました」
・このように、無性に片づけがしたくなるとき、それは部屋を片付けたいときではありません。心理的に片付けたい「別の何か」があるときです。
・自分が本当に好きなものの根っこは、時がたっても変わらないと私は思います。そして、その根っこを見つけるのに片付けは大いに役立つのです。
・しかし結局、捨てられない原因を突き詰めていくと、じつは二つしかありません。それは「過去に対する執着」と「未来に対する不安」。このふたつだけです。

自分のアタマで考えよう

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最近この天邪鬼おばちゃんのブログは読まなくなったなー

もちろん考えることは重要だけど、
あんか天邪鬼要素が強すぎる気がする。

むしろズーニーを読むべき。

こっちはまじで自分の身を削って書いてると思う。
この本は100札かって、そのへんの人にばら撒いてもぜんぜん惜しくはないレベル。

伝わる・揺さぶる!文章を書く (PHP新書)

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日本版白熱教室 サンデルにならって正義を考えよう 小林 正弥 (著)

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こういうことをしていきたい。

教育的な視点。
戦後日本は欧米先進国に追いつくために「暗記」教育を行ってきた。
そのためには生きる意味では無意味な、受験のために暗記とかやってきた、
それは先進国に追いつく時代には結構役に立った。
でも、先進国に追いつき、かつ、こんだけぐぐれる社会になったら
知識の地位はかなり下がる。

そして、そのときの必要な教育は、
答えのないものを考え抜く力だとは思う。

そのためにもこういう「サンデル的なもの」は
絶対的に必要だし、なにより考えてる面白いよね。

ていうか千葉大の生徒はこんなに積極的なのか?それはなぞ。

一般意思2.0 東 浩紀

一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル

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政治にコミュニケーションはいらないし、
一般意思はニコ生のコメントで成立する。
だってルソーはオタクだから。

ニコ生でだれかが「あずまんは哺乳類で一番頭がよい」
っていってたけど、それは本当だった。
あたまがいい人は難しいことを簡単に面白くすることができるから。

面白さはいままでと矛盾しそうなことを独自の視点で弁証法的に統合する過程?

このレベルになるとまじ人生変わるわ。
友の会にそのうち入ります。

【備忘】
・社会契約は、あくまでも個人と個人のあいだで結ばれるものであり、個人と政府との間で結ばれるものではない。主権は、人民の一般意思にあり、
政府=統治者の意思にはない。これが「社会契約論」の中核の理論だ。

獅子の棲む国 秋山 香乃

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山川も梶原も仙道的。
こいつがいればなんとかしてくれると周囲を期待させるなにかを持っている。

山川大蔵とかやっぱりいいわー
もてないところとかまじ共感する。
しかも、その言い訳に「それじゃうそつきじゃん」とか思考回路がすごくいい。

山川大蔵が佐賀で敗走して梶原の気持ちが始めて理解できるとかもまじいい。

不器用さをよいと感じるのは自己正当化?

ていうかこのまえ飲み会で高校の友達と話してた、
「(親兄弟を殺されたのに)薩長のひとたちの中で戦争後に尽力をつくしたひととか、薩摩に嫁に行ったひととか、なにを思っていたのだろうか。どうやってその苦悩を越えたのか。」という問いの答えがちょこっと書いてあった。

もちろん、吹っ切れるわけではなく、悩み苦しんでいる。
くじけそうにもなる。

そうだよねー
というわけで親兄弟をころされたわけでもないわれわれは全然越えられるはずだし、やはり一度萩あたりに行かなければ。

なにかを越えるというよりも、
前段階として歴史をしらなければいけないと今は思う。

【備忘】
・山川は一瞬でその場を支配した。場内に蔓延していた絶望感は一層され、会津は活気を取り戻した。
・めったに表情の動かない大久保の口角が、見逃すほどわずかに上がった。
・(俺としたことが情けない。女が笑うとそんなに嬉しいか?・・・・まあ、嬉しいはな。「女」が「喜ぶ」と書いて「嬉しい」と読むくらいだ)
・大量失業者を国家は抱えた。ことに薩摩はその数が尋常ではない。武備充実を図りすぎた薩摩は、他藩に比べて武士の数が異様に多い。
・「おんしがまず中央に出て、会津の山川はここにありとその名を示したまえ。山川君が立ち上がれば、会津の有志はおんし目指して東京へ来る。その者たちを引き上げたまえ」
・「陸軍省は宿敵薩長の跋扈する魔窟に等しい。我らが山川浩が、化け物どもの住処に果敢に乗り込むぞ。山川殿の前途を祝せ」
・「会津戦争は会津に非はないぞ。会津は国賊じゃない。そう喉が破れて血を吐くまで叫んでも誰も耳を傾けてくれないじゃないか。もうそんなことを言っている時代じゃないと、誰もが簡単に口にする。いつの日か名誉挽回するのだと国に仕えたが、本当にこれで挽回できるのか。いつも疑問だった。これでいいのかと。起てば今度こそ国賊になる。愚かなことだ。だが、心情には一番適ったやり方だ。わたしはいつも、悔しかった」
・山川は目を閉じてしまった。こころが揺らぐときは、こうして落ち着くまで目を閉じるのが癖である。動揺しているときにみだりに言葉を発してはならないというのは、義兄だった梶原の教えだ。山川はもともと気性の荒い男だが、ほんの親しいもの以外には穏やかな性格と評されがちなのは、少し間を開けて気持ちをやり過ごす癖があるからだ。
・このとき、意外なことが起こった。官軍の到来に気づいた村民が競って船を出し、兵士の運搬の手伝いを始めたではないか。この光景は激しく山川をざわめつかせた。会津戦争では多くの村民が、会津の敵となって官軍の道案内を努めた。(「官軍」になるとは、こういこうとなのか)
・秘書として山川につき従っている柴四朗は、この不遇に驚いていたが、山川はもう慣れていた。焦らなくても戦況が難しくなれば呼んでもらえる。