
【要約】
「告白」の作者の2作目。
ある少女殺人事件の目撃者になった4人。
犯人は結局捕まらず、被害者の母に言われた「贖罪」を胸に生きていく。
事項直前に4人にふりかかる火の粉。その影には被害者の母。
しかも犯人は・・・。
【深読み】
要約ってなんのためにするのかなー
それをまず決めないと上のようなありがちな話になる。
文体でしゃべってるひとのイメージが浮かんでくる。
子供って自己中というか視野が狭いよね。その描写がうまい。入り込みすぎ。
いや自己中ってことが子供だってことかな。
この人の意思は、なんなんだろう。
むごたらしい事件を書きたいのか。
母親の無念というか忘れて欲しくないというか。
「償え、犯人を見つけろ。さもなくば報復する」
とかいう。うーん。そんなこといってたけど。
結局は自分が原因だったという構造?
1作目は、「なるべく悪意を埋め込んだ」といっていた。
しかも、おもしろかった。
なんで悪意がつまってるものがおもしろいのか。
共感しないわけではない。
【備忘】
・そうして、いち同僚として接してるうちに、この人は少し苦手かもしれない、と思うようになったのです。田辺教諭はわたしとよく似ていました。そして、わたしは自分が嫌いでした。
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