2011年4月16日土曜日

苦役列車 西村賢太

苦役列車


私小説とかありかー
さすがにはずかしすぎるけど。
まぁやってることにはすごく共感できる。
飯場であった仲間らしき感じになることになった同級生と
その彼女の会話を聞いている姿。

ふたりがただ会話をしているだけなのに
すごく憎しみがこもっている。
「ええーっ、そんなことないよぉー」とかの書き方なのか?

べつに主人公と作者の間に距離があるとは思わなかったけど、
自分をネガティブにどういう人間であるかを分析していることに
共感する。

「二の句が継げぬ」とか書けばいいのか。
語彙は多い。でもそれは小説の本質とはなんの関係もない気がするけどなー

【備忘】
・何年か前に偏頭痛の為に通っていた際、そこはわりと煩雑な検査もせずに数種類の薬を処方してくれた記憶があった。
 彼のように余計な検査をされて重篤な病巣が見つかり、死に至る入院の運びになるのを恐れている者にとっては、実に有難い医療機関でもある。

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