2011年4月16日土曜日

世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち マイケル・ルイス

世紀の空売り

面白い。結論が見えてるのに。
いや見えてるからこその面白さ。
こいつばかだなーっていう神の視点で見れる。
それにしてもこんなにバカなんて信じられないけど、
投資銀行だって結構適当にやってるもんだね。

格付け機関は投資銀行に就職できないやつが就職するってのは、
確かにその通りか。そしたら裏を書くのなんてできて当たり前か。

【備忘】
・それに、どこまでが肉体的な制約で、どこからが精神的な制約なのか、見極めるのもむずかしかった。
・その並はずれた集中力を、バーリは、対人関係に興味がないことの見返りだと考えた。
・債券市場のほうは、おもに機関投資家によって成り立っていたので、株式市場のような大衆型の政治的圧力にさらされなかった。株式市場をはるかにしのぐ規模にまで発展しながら、きびしい規制を免れていたということだ。
・定収入の人たちには普通の金利が支払えないことを承知の上で、貸しては釣り金利を提示して、ローンを組ませていた。そのねらいは、釣り金利の期間が終わったとき、借り換えをせざるを得ないようにして、もう一度手数料を巻き上げることだったんだ。」
・ファンドの設立時に出資してくれたゴッサム・キャピタルには、礼も言われていないのに「どういたしまして」とだけ書いたEメールを送った。

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