
すごい。オススメ。他人に読んでほしいような内容。
なにがいいのか?感受性?作者が同い年だったりすること?
無防備すぎてどこにでもついていくこと?
それはついて来て欲しいってこと?
とにかく主人公のイメージが良すぎる。
もちろんだからこそ、
「そこはそういう行動をしないで」
とかいう願望もありつつ。
このひとは本当に本の世界が、空想の世界が好きで
現実とか嫌いなんだろうなと思った。共感。共感。
【備忘】
・さっきはきれいだと感じた月は、駅から見上げると、理科の教科書の写真のようだった。
・馬鹿馬鹿しくて笑うと、やはり涙が溢れた。
・分かってる、と答えると彼女は私の目をじっと見て
「分かってるふりをしているだけで、本当は考えないようにしているでしょう」