2010年11月7日日曜日

残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法 橘玲

残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法

【要約】
人間はやってもできない。ほとんどは遺伝で決まる。
自己啓発って自己暗示みたいなもんだ、そういう意味では効果はある。
だとして、生き抜くためには、自分の興味のある分野を追求しよう。
っていうある意味森永卓郎的な話だった。もりたくはむかつくけどこれはあり。
【深読み】
昔はこの作家の本が出るたびに買って読んでたけど、
そこまでいいとは思わなくなった。
共感的な意味で言ったら最近の方が共感してる気もするけど、
なんでかなー
すくなくともこんなに引用は多くなかった気がする。
やけに進化論的。勉強してるんだねってことはわかったけど、
それは読者の面白さではない。
【備忘】
・ぼくは子供の頃から、歌謡曲がなんで愛の歌ばかりなのか不思議で仕方がなかった。
・愛情や友情が支配する政治空間では「お前が何者なのか」が常に問われ、・・・。それに対して貨幣空間は、ありのままの「わたし」を受け入れてくれる。愛情や友情に不器用で社会に適応できなかったひとたちも、貨幣空間ならなんの問題もなく生きていける。なぜなら、「わたし」がだれかはどうでもいいことだから。

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