2010年11月28日日曜日

兎の眼 灰谷健次郎

兎の眼 (角川文庫)

【要約】
姉がこの作家を好きで目には触れていたが、
代表作をはじめて読んだ。
制度のゆがみ的に虐げられたひとたちの子供は、
やはり虐げられてしまう。
その子達と新卒先生の一年間の奮闘。
【深読み】
子供の成長は小さければ小さいほど感動するかも。
しゃべらない子がしゃべったりとか。
学校の先生ってこんなにいい人たちだっけ?
努力して子供たちと通じあることができるなら、
こんなにおもしろい仕事はないと思う。
意味の分からない文章を読解できたときは、感動。
【備忘】
・埋立地と旧市内を結ぶ大橋までくると、子どもたちはひと息いれた。太っている芳吉は、はあはあいっている。

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