
【要約】
本のみならず、新聞や雑誌などいろんな文章を読んでいると、
「おっ」っと思い、思わず付箋を付けてくなる、線を引きたくなる名文がある。
筆者は新聞記者という仕事がら、仕事半分と楽しみ半分で、その発見を記してきた。
その中から厳選された200あまりが書かれている。
【深読み】
なんかまじめに要約しようとすると、やけに堅苦しい文章になる。
いやでも、この企画はほんとにあり。
むしろ、このブログの「備忘」もそういう意味。
「備忘」のほうは、小説なら「気持ち」がににじみ出ている部分
啓発っぽいほんなら「なるほど」(今度自分の知識としてひけらかそう)が書いてある。
この本のは、後者がおおいかな。まぁあんまりまじめに読む本ではなかったので調度よかった。
うーん。やっぱり少なからず前後の文脈の解説は必要か。
【備忘】
・(パラリンピックで金メダルをとった選手の一言)
生きてきた人生のなかで五番目にうれしい。子供が四人いるので。
・(英語のできない社長の最後の奇妙な一言)
ワンプリーズ(ひとつ、よろしく)
・平日の午後、役所に電話したところ、秘書が出た。
「局長と電話で話したいのですが」
「局長はおりません」
「午後は働かないのですか」
「午後は出勤しません。働かないのは午前中です」
・ドリトル先生の物語で、先生の飼っている犬と豚がケンカをする。犬が罵っていった。
「トンカツの生きたの!」
・たすからぬ病と知りしひと夜経てわれよりも妻の十年老いたり
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